雨の音すら白昼夢

こんにちは。
引っ越して1ヶ月半が経ちました。世の中どんどん悪くなっていっていて、「底があると思ってたら底なしだった沼」ってこんなかんじなんだなあという気分ですね。わたしは元気です。
元気っていうのがマジで元気で、空気が乾燥しすぎててずっと喉枯れてたり牛乳飲んだら下痢になったりはしてますが、「1人で何もかもしなければならない」という責任は自由であり、赦しを常に得続ける必要のない世界はなんと緩慢なのだろうと感じます。1人でいるとどんどん感情が薄れていきます。喜びや楽しさが無くなるかわりに悲しみや怒りも無くなってしまい、欲もなく天井を眺めるだけでおなかが満たされるわけです。そんな日々を続けていてこないだ実家に帰ってきたらひさしぶりに「不安」と「楽しさ」を味わって、「これって、もしかして生きてるってこと〜!?!?!?」となりました。感情があるのとないのとはどっちがいいのでしょうか。個人の人生としてはあったほうがいいけど集団生物としてはないほうが良さそうですよね。それって本能と真逆のことしがちだから。
そんなわけで絵の書き方や話の作り方がさっぱりわからなくなってたのですが、最近一生懸命リハビリしてようやく一作作れました。

三月誕生日友達ことシマアジさんへのプレゼントなので実質2ヶ月遅れ、描き始めが今年の始めだったので半年近くこねくり回していたことになります。正直描いてる間ずっと不安だったのですが紙に印刷したものを手渡した時、いつもは饒舌で言葉巧みで面白い話ばっかりするシマアジさんが動揺しすぎて何も言えなくなってる新鮮な姿を見て「この為に描いてた」と痛烈に感じられたので、それを知ることができた意味でしっかりリハビリできたのではないでしょうか。
ナーサリーについては前々からずっと描いてきたのですがアルジュナのことは正直よくわからなくて、マハーラーバタ読んだり幕間読んだりして思ったのは「塩対応の頃のアルジュナが1番好きだな」というところでした。なのでこのアルジュナの絆レベルは1だし俺マスターはナーサリーにアルジュナを寝取られます。あれほどまでに純然な英雄に「永遠の孤独」を望む心を付け加えるの残酷なキャラメイクだなあとおもうし、あの思慮深い面立ちの下に鬱屈とした微笑みがあるの可愛くない!?となります。ナーサリーは最強の攻めです。すべての読者とすべての物語を知ってるって、それはもう勝てないよね。「文字として書き起こされる前の語り継がれた物語」を「語っていた人々」の記憶とかうっすらあったらメチャクチャかわいい。

あと、本を作りたくなったのでwebオンリーに申し込みました。
6月20日です。出るといいですね。webオンリー参加するのはじめてなのですが正直もう帰りたいです(やりかたがわからないため)
あと、大葉を育て始めました。
名前をつけて愛情込めて育てておいしく食べたいです。